世界的なソーシャルの渦の中でゲーム市場の事業環境が変化してきています。任天堂は、DS、Wiiの ヒットで大きく業績を上げましたが、ある意味blue oceanであった市場環境がソーシャルゲームの台頭で、一気にred ocean化してしまいました。さらに、円高、ソフトの不振で、DSの値下げをする状況。今後 任天堂から切り替えの動きがDeNAやGreeに現れてくるようです。(すでに乗り換えている?)
[東京 29日 ロイター] 任天堂 <7974.OS> が急落。一時、前日比2990円(21.3%)安の1万1010円まで下落し、2004年5月以来、約7年2カ月ぶりの水準に落ち込んだ。裸眼3D携帯 ゲームの「ニンテンドー3DS」の値下げなどで2012年3月期の業績予想を大幅下方修正したことがネガティブ・サプライズとなり、売りが殺到している。 大型ソフトが出そろう前の値下げが起爆剤となるかには疑問の声が多い。
同社は28日、ゲーム機の販売不振と円高を理由に2012年3月期の連結営業利益予想を期初の1750億円から350億円に大幅下方修正した。 4─6月期の営業損失は377億円と、四半期べースで初の営業赤字に転落。中間期の配当予想も期初の60円から、同社にとって初の無配に変更した。また、 裸眼3D携帯ゲームの「ニンテンドー3DS」について、販売テコ入れのため、8月に1万円値下げし、1万5000円にすると発表した。
業績の大幅下方修正を受けて証券会社からはレーティングの引き下げが相次いでいる。野村証券は28日、「バイ」から「ニュートラル」に下方修正。 SMBC日興証券も「1」から「2」に引き下げた。 アナリストを一番驚かせたのは、「ニンテンドー3DS」の大幅値下げ。国内で2月に発売したばかりであり、販売不振の要因である有力ソフトがそろわない ままでの値下げには、その効果を疑問視する声が出ている。大和証券キャピタルマーケッツは29日付リポートで、「3DSの販売不振の根本的理由は価格以上 に魅力的なソフトウエアの不足にあると考えており、この状況が払しょくされないタイミングでの大幅な値下げの有効性に疑問が残る」と指摘した。 「スーパーマリオ」や「マリオカート」などの有力ソフトは年末のクリスマス商戦に向けて発売される見通しだが、値下げのインパクトをうまく結び付けられ るかがポイントになる。
任天堂の岩田聡社長は28日の会見で3DSについて「価格改定と年末までの有力ソフトの充実により、必ず状況は変えられる」と強気な発言。3DSの通期販売計画は従来の1600万台を据え置いた。
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